「IBD専門MR育成プログラム」第3期スタート
トップオピニオンリーダーによる講演会実施
IBD治療の最新トピックスと今後の展望 ~医療従事者による寄り添えるMRとは~
アポプラスステーションでは、「いのちの現場の、力になりたい。」というミッションを具体化する一環として、専門MRの育成に取り組んできました。 現在、オンコロジー、炎症性腸疾患(IBD)、中枢神経系(CNS)の3つの専門MR育成プログラムを通じて、特定の製品を持たないCSOならではの視点で、 製品軸に偏らない公正な薬物療法の知識を持つ専門MRを育成してきました。アポプラスステーションのMRの育成方針に賛同いただいた専門医より基調講演、講義、ロールプレイなどを通じてご協力いただいています。
IBD専門育成プログラム第3期が2月16日にスタートするにあたり、トップオピニオンリーダーの医師より 「IBD治療の最新トピックスと今後の展望 ~医療従事者による寄り添えるMRとは~」というテーマで基調講演を実施していただきました。
講演では、クローン病に対する抗体医薬品の使い方の変遷とそれに伴う治療効果の向上についてお話をいただきました。 受講生にとって、インフリキシマブの導入以後、最新の抗体医薬までの用法用量の変化、免疫調整剤の位置付け、2次無効例に対する治療等、 治療戦略の全体像を歴史と共に学ぶ機会となりました。また、潰瘍性大腸炎に対するメサラジン製剤の用法用量、剤型開発の変遷を通じて、 治療効果がどう向上したか、現在注目されている薬剤への期待についても体系的に学ぶことができました。
その中で、IBDの専門医として一緒に仕事をしたいMR像についても触れられ、『「販売する製品についての深い理解」をした上で、 「製品の最適化(他製品との差別化と育薬)」のディスカッションができ、「時代の変遷に伴う治療成績に向上」に貢献できるMRになって欲しい』と期待を述べられました。「 それが、育薬の本来の姿であり、インフリキシマブが導入され、15年という歴史の中で積み上げてきたことの重みを理解した上で情報提供をお願いしたい。」と受講生に要望されていました。
当日は、本プログラムの趣旨に共感していただいた多くの製薬会社の方にも出席いただきました。 心より御礼申し上げます。これからもアポプラスステーションは、医療従事者として認められるMRの育成を通じて、製薬会社と医療従事者を繋ぐ存在であり続けたいと思います。